一気に報酬をあげられる資格ってないかなあ
webライターは資格を持っていると何かと便利。資格(スキル)を持っているだけでも文字単価、記事単価の大幅アップが見込めます。
このページでは、webライターがもっておくと有利な資格を5つ厳選して紹介。これまでWebライターとして仕事を探してきた経験から募集要項などでよく見かけた資格、記事単価や文字単価が高かった資格を主に紹介しています。
また、「+α」として、スキルアップに役立つwebライターならではの資格についても軽く紹介していきます。
資格を取って一気に報酬アップを狙いたいwebライターは必見です。
現役ライターが選ぶ!webライターに有利な資格5選
薬事法管理者
薬事法管理者というのは、薬機法(旧薬事法)に関する専門的な知識を有していることを認める資格。健康・美容系の商品を販売する際には薬機法の知識は欠かせません。薬機法の知識を知らないままネット上で広告掲載や商品の販売を行ってしまうと罰則を受けることにもなります。
(薬機法のペナルティに関する詳細については過去記事を参考にしてみてくださいね↓)
薬事法管理者を取得するメリット
薬事法管理者を取得することによって、健康・美容系商品のLPや広告の仕事を依頼されやすくなります。単価は文字単価10円前後も少なくなく、健康・美容系の記事をよく執筆しているライターなら是非とっておきたい資格の一つ。就職にも有利になるためサプリメントなどの商品販売に関わりたい人にもおすすめです。
簡潔にまとめるとメリットはこんな感じ。
- 健康・美容系商品のLP・広告などの仕事量up!
- 文字単価10倍!
- 就職に有利になる!
資格取得までの流れ
薬事法管理者は薬事法管理者認定試験受験対策講座を受講し、その後に受ける修了試験に合格しその後に受ける資格試験に見事合格することで取得できます。そのため、独学で勉強していきなり資格試験に挑むということは出来ません。必ず薬事法管理者認定試験受験対策講座を受講する必要があります。
薬事法管理者認定試験受験対策講座+資格試験までを含めた受講料一式で¥89,800[税込]。
より具体的な流れは以下の通りです。
薬事法管理者認定試験受験対策講座に申し込み。受験料一式で¥89,800[税込]です。
全14章の講座を受講。
ネットでの受験となっており、不合格の場合何度でも追加費用なしで受験可能です。
試験の合否は1週間以内に発表されます。
修了試験合格後に忘れずに資格試験の申し込みを行いましょう。
毎月6日、16日、26日に実施されています。こちらもネットでの受験です。
見事資格試験に合格したあとは登録講習があります。(動画を1本見るだけです)
試験の難易度
薬事法管理者の合格率は50%程度といわれており、そこまで難しい試験ではありません。きちんと真面目に講座を受講していればストレートで合格できると思います。参考程度に、私の場合は受講開始から合格まで2ヶ月程度でした。
コスメ薬事法管理者
こちらは薬事法管理者と似たような資格で、化粧品や美容機器といったコスメに特化した薬事法の知識を有していることを認定するものです。運営団体が同じため、取得までの流れは薬事法管理者と変わりありません。
コスメ薬事法管理者を取得するメリット
こちらも健康・美容系ジャンルの仕事を獲得したいライターにおすすめの資格です。健康・美容系商品に関わる仕事量増加が見込めるだけでなく、文字単価大幅アップも期待できます。コスメに特化した資格と言うことなので、美容の専門的な知識を身につけたい人にもおすすめです。
資格取得までの流れ
資格取得までの流れは薬事法管理者とほとんど変わらないため割愛します。唯一変わるのは受講料。
薬事法管理者認定試験受験対策講座+資格試験までを含めた受講料一式で¥50,000[税込]です。
ファイナンシャルプランナー
略してFPとも言われます。金融や不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度といったお金や家計に関するさまざまな知識を有していることを認める資格です。いわゆるお金のエキスパートとも言われます。主にくらしやお金に関する記事をつくるときに重宝される資格です。
FPには3級、2級、1級があります。3級は受験資格は特に定められていないため誰でも受験可能です。2級は以下のように受験資格が定められています。
3級FP技能検定の合格者
日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
引用元:日本FP協会
試験は学科試験と実技試験があるためそれぞれ対策が必要です。
FPの資格を取得するメリット
FPは金融系や不動産系の記事を執筆する際に重宝されます。そういったジャンルの記事を書きたいライターやすでにメインで金融系・不動産系の案件をメインに受けているというライターに特におすすめです。資格を所有していることをアピールするだけで単価交渉も有利になります。
資格取得までの流れ
FPの場合、必ず公式の講座を受講しなければいけないという規定はないため独学でも取得可能です。通信講座を利用するのが最も効率的に知識を身につけられる方法ではあるのですが、今は参考書などもたくさん出版されているため3級程度であれば独学でも十分合格可能と言われています。
ちなみに、通信講座を利用する場合は有名なユーキャンを利用するのがおすすめ。2018年度のデータでは、ユーキャン受講生でFP2級に合格したのは1163名います。(ユーキャン公式サイトを参照)
資格取得を考えている人は一度公式サイトの情報を確認してみてくださいね。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(略して宅建士ともいわれます)は土地や建物の売買、建物取引などを行うスペシャリスト。不動産取引の専門家とも言えます。宅地建物取引士は、主に不動産関係の記事を執筆する際にとても役に立つ資格です。合格率は毎年20%以下のようなので、比較的難易度の高い資格と言えるのかもしれません。
こちらも受講の必要なく受験が出来ますが、独学では難しいと言われているため通信講座や専門学校を利用するのが理想的です。
宅地建物取引士の資格を取得するメリット
主に不動産関係の仕事に重宝される資格のため、不動産系の仕事に興味があるライター、もしくは現在進行形で不動産系の記事をメインに執筆しているというライターにおすすめです。資格を所有していると言うだけでも高単価案件の依頼が期待できます。
資格取得までの流れ
宅建の試験は毎年1回のみ。10月の第3日曜日に行われ、受験費用は7,000円です。申し込みは7月中(1ヶ月)のため、逃すとまた1年待たなくてはいけなくなります。申し込み忘れのないように気をつけましょう。
SEO検定
SEO検定は全日本SEO協会が運営する資格。Webライターに欠かすことの出来ないSEO知識を効率よく身につけられます。資格を所有しているだけでも。、SEOに関する明確な知識を有しているという認識ができるため、仕事量増加も見込めるでしょう。
SEO検定を取得するメリット
SEO検定を取得しているだけでも、たとえ初対面でもライターとして信頼できる人物であるという認識が生まれます。SEO対策ができるライターは心強いため、積極的に資格を有していることをアピールすることで自ら仕事を探さずとも依頼が舞い込んでくるようになるでしょう。
ブログを自分で運用する際にも、SEOの知識をフル活用することで収益化につなげられるというメリットもあります。
資格取得までの流れ
SEO検定には4級、3級、2級、1級のグレードがあります。講座の受講なども必須条件ではなく、いきなり1級から挑戦することも可能です。ちなみに、1級合格率は驚きの80%以上。かなり合格率の高い資格のため、ある程度SEOの知識があるライターなら自分の知識量を図るためにも一度挑戦してみても良いかもしれません。
受験料金は1回8,800円(税込)です。
その他スキルアップに役立つwebライターの資格
上記の資格以外にもWebライターに役立つ資格はたくさんあります。
・Webライティング技能検定
・Webライティング能力検定
・ビジネス著作権検定
・Webリテラシー検定
・日本語検定一級
これらの資格はWebライターならではの資格とも言えます。とっておいても損はない資格なので、余裕があればとってみると良いかもしれません。
まとめ
私がオススメする資格はズバリ「薬事法管理者」「コスメ薬事法管理者」です。
どちらも受講料が万単位で正直躊躇するレベルの料金だと思います。ですが、私の場合薬事法管理者資格受講にかかった約10万円もすぐにペイできたので個人的にはめちゃめちゃおすすめです。今後も美容・健康系ライターのニーズは廃れないので、今のうちに取得しておいて他のライターと差をつけましょう!